• 生薬・草根木皮

    鳩麦[はとむぎ](薏苡仁[よくいにん])

    <ハトムギ:栽培>20191026 貴州(興仁市)


    純度試験

    ハトムギ
    Coix Fruit with Involucre
    COICIS FRUCTUS CUM INVOLUCRIS

    純度試験 本品20個について,横切し,薄めたヨウ素試液(1→10)に5秒間浸積した後,取出し, 余分な試液を拭き取り,切断面を観察するとき,暗赤褐色を呈し,青紫色を呈するものが 6 個 以内である.青紫色を呈するものが 7 個又は 8 個の場合,更に 40 個の試料について同様に試験 を行い,青紫色を呈するものが 12 個以内の場合,適合とする.

    日本薬局方外生薬規格 2018

    20190920:自家栽培のハトムギが収穫できたので、純度試験を実施した。20個のうち、すべてが赤褐色を呈した。結果は、モチ性100%だった。

    左=ヨウ素液に浸したあとのジュズダマ、真ん中=処理前のハトムギ、右=ヨウ素液に浸したあとのハトムギ

    <鳩麦>20181012 京都大学薬学部薬草園にて

    <薏苡仁:原型>

    <薏苡仁:渋皮(種皮)付き>医薬品としては茶色い渋皮を剥いた白い中身を指す(*1)。

    20190626 自家栽培のハトムギ。( はとむぎの杜様より種子を提供)

    鳩麦[はとむぎ]:薏苡仁[よくいにん]20190626
    鳩麦[はとむぎ]:薏苡仁[よくいにん]20190626

    20190413 はとむぎの杜様(奈良県)にて分けていただきました。

    はとむぎの杜

    (*1:第十七改正日本薬局方より)本品はハトムギCoix lacryma-jobi Linné var. mayuen Stapf(Gramineae)の種皮を除いた種子である

    デンプンは“もち性”。アミノ酸のバランスがよく、ビタミンB2が豊富。中国南部、ベトナムでは地下茎を食用とする。(参考:台所の薬草ガイドブック(日本植物園協会第四分野))

  • 生薬・草根木皮

    鬼矢柄[おにのやがら](天麻[てんま])

    <天麻:生、産地>20191030 味はわずかな甘みと苦味がある。苦味が勝つ。食感はしゃりしゃりしていて、新鮮な梨にも似ている。水分も多く、食感と同様に新鮮な梨と同じくらいみずみずしい。

    <天麻:原形> 真ん中の1つは半分に折って断面が見えるようにしています。

    <天麻:原形 その2>20180512

  • 生薬・草根木皮

    現の証拠[げんのしょうこ]

    20191006:白花と赤花。あえて近くに植えてみたら、いい感じに入り乱れて咲いた。

    20190909:白花のゲンノショウコ

     全然、花をつけずやたらと大きく育ったので収穫を行い、一部を再び植えたところ、急に花をつけた。たぶん、栄養と水をたっぷりとあげているので育つけれど花をつけなかったものと思われる。そして、刈り取りを行いストレスを与えたことで、急に花芽をつけたものと思われる。

    20190903:二股の蕾

     4日前ほどの投稿で「二股に分かれた先の蕾は一輪ずつ咲く!」なんて書いて投稿した矢先に、2輪とも同時に咲いていた。しかも2組も。

     ただ、これ以外は確認できず。もう少し様子を見よう。

    同時に咲いているものも確認できた。
    多くの花はこの様な感じで片方ずつ咲いている。

    20190831:現の証拠

     今年は咲き始めが遅い。最後に二股に別れた先のそれぞれに蕾をつける。蕾の段階までは同じくらいで成長している様に見える。しかし、その二つの蕾は同時に咲かずに、時期をずらして咲く。と言うことに、今年になって初めて気がついた。(20190803追記:同時に咲いているものもあった)

    1輪が先に咲く。先に咲いた花が終わってからもう一方の蕾が開花する。
    (背景に映る細い茎は「麻黄」)
    手前で枝分かれした先に蕾を二つ付ける。
    <現の証拠[げんのしょうこ]>20180817 自家栽培(プランター)

    20170924 武田薬品工業京都薬用植物園


    収穫は、開花初期の7月下旬~8月中旬に地上部を刈り取り、1~2日畑に広げて日に干した後、束ねて風通しの良い所で吊るして陰干をする。
    <参考:出典> みんなの農業広場

  • 生薬・草根木皮

    山楂・山査[さんざ](山楂子・山査子[さんざし]、山査肉・山楂肉[さんざにく])

    <山楂肉[さんざにく]>20190929:山査子は野山楂(=南山楂)(Crataegus cuneata Sieb. et Zucc.)を用いて、山楂肉は北山楂(Crataegus pinnatifid Bunge)を用いる。(参考:彩色图解中药学)

    <山楂子>20181012 京都大学薬学部薬草園にて

    <山楂子:原形>

    <山楂子:刻み>

  • 生薬・草根木皮

    朮[おけら]・大花朮[おおばなおけら](白朮[びゃくじゅつ])

    20190912:大花白朮(赤花白朮)。自家栽培:もうすぐ咲きそう

    20190916

    20190924


    <白朮:原形(長手)>

    <白朮:原形(丸手)>

    <白朮:栽培>手前にあるのが対比としての野生品(小さい方)。

    <大花朮[おおばなおけら]:花>20170924武田薬品京都薬用植物園にて

    <朮[おけら]:花>20170924武田薬品京都薬用植物園にて


    <朮[おけら]:新芽>20170718 自家栽培

  • 生薬・草根木皮

    河原撫子[かわらなでしこ](大和撫子[やまとなでしこ]、瞿麦[くばく]、瞿麦子[くばくし]

    秋の七草:「秋の野に 咲きたる花を 指折り[およびをり] かき数ふれば 七種(ななくさ)の花
    萩の花 尾花葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌(あさがお)の花 万葉集」(山上憶良)
    河原撫子以外の撫子[なでしこ]こちら

    <河原撫子[かわらなでしこ]>20170715長居植物園にて


    <河原撫子>20190617 自家栽培。5月2日に開花を確認してから、結構長い期間で咲いている。しかもまだまだ旺盛に咲き乱れている。

    20190729:4月末から咲き出して、ついに3ヶ月以上咲き続けている。(20190922追記:なお、まだ咲いている。)

    20190918:自家栽培。メインで育てているプランターから横のプランターに種子が落ちて、自然に発芽して時期外れ(?)にも関わらず咲き出した。

  • 生薬・草根木皮

    紫蘇[しそ](蘇葉[そよう]、紫蘇子[しそし])

    <2019年度自家栽培>

    20190913 自家栽培:咲きかけ

    20190918 自家栽培


    <紫蘇:花>20181012 京都大学薬学部薬草園にて

    <蘇葉:原形>

    <青紫蘇:全草>20170919中津公園にて。日局の「蘇葉[そよう]」には適さない。


    紫蘇子:蘇子降気湯

    蘇葉:九味檳榔湯、半夏厚朴湯、参蘇飲、柴朴湯、神秘湯、藿香正気散、香蘇散、鶏鳴散


    第十七改正日本薬局方 生薬等
    ソヨウ
    Perilla Herb
    PERILLAE HERBA
    紫蘇葉
    蘇葉
    本品はシソ Perilla frutescens Britton var. crispa W.Deane (Labiatae)の葉及び枝先である.
    本品は定量するとき,換算した生薬の乾燥物に対し,ペリルアルデヒド0.08%以上を含む.

  • 生薬・草根木皮

    桔梗[ききょう]

    <自家栽培>20190818

    <刻み>

    <原形>手でぽきぽき折れる。甘い匂いが特徴。そのまま食べても味も悪くない。むしろ、普通に食べられる。

    20170715 長居植物園にて

    20190714 咲くやこの花館(高山植物コーナーだったので、ちょっと違う桔梗かもしれない)