読後感

私の美しい庭/凪良ゆう

タイトル:私の美しい庭
発売日:2021/12/05
出版社: ポプラ社
著者:凪良ゆう

 いつものごとく、ふらっと本屋に立ち寄った際に、2023年本屋大賞受賞作品「汝、星のごとく」のコーナーが設置されていた。
 天邪鬼なので、受賞作品ではなく、傍に添えられていた本著(ともう一冊)をまとめ買い。

 悪くはない。面白くないわけではない。むしろ良い話だと思う。
 ただ、少女漫画チックすぎて、おっさんが読むにはさすがにキツい。ということ。

 ちょっとクドイかなぁ。価値観の押し付けというか主張が強いというか・・・。そういうのがちょっと苦手。好きな人は好きだと思う。そういう酸いも甘いも経験してきたおっさんには、繰り返しになるけれどキツい。甘酸っぱすぎる(笑)

 でも、話し(ストーリー)やキャラクター自体は悪くない。

 うーん、でもやっぱり私自身が歳をとったせいでこういう素直(直球)な作品が楽しめなくなっているのか・・・。考え方が、押し付けがましいと言うか、主軸となるキャラたちだけが達観したような設定は苦手・・・。

 繰り返しにはなるけれど、私的にはこそばがゆいだけで、全体的には悪くはない。

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