• 読後感

    労働Gメンが来る!(働かなければ生きていけない。休まなければ生きていく気にもなれない)/上野歩

    タイトル:労働Gメンが来る!
    初版:2020年3月20日
    発行:株式会社光文社
    著者:上野歩[うえのあゆむ]

    清野清乃は二十六歳。労働基準監督官に任命され、吾妻労働基準監督署に配属された新米だ。働き方改革が叫ばれる昨今だが、意識の低い雇用主は多く、相談は絶え間ない。いきなり解雇されたり、給料の払いが遅れたり、ハラスメントを受けたり……。働くこと、雇うことって、こんなに難しいの? 清乃が担当する案件を通して、「労働」の本質をさぐる、最新型お仕事小説。

    光文社Web siteより

     サラリーマンには馴染みが深いが、意外に興味がないと言うか、実際に接する機会が少ないが、労働基準監督署(および労働基準法)。人事部あるいは関する部署ならまた違うとは思うが。

  • 読後感

    スマホ脳(スティーブン・ジョブスはなぜわが子にiPadを触らせなかったのか?)/Hansen,Anders

    タイトル:スマホ脳
    初版:2020年11月20日(11刷:2021年3月11日)
    発行:株式会社新潮社
    著者:Hansen,Anders[アンデシュ・ハンセン]
    訳者:久山葉子[くやまようこ]

     新しい技術や知識などに、盲目的に異を唱える自然主義者たちとは明らかに一線を画している。やたらとスマートフォンの恐怖(デメリット)を煽るだけでなく、功の部分にも触れられている。

     そして、脳科学分野と言うまだまだ解明されていないところが多い分野において、できる限りのエビデンスを提示し、そこから導き出される(推定を含む)結論には説得力がある。

  • 読後感

    営業を変えるマーケティング組織のつくりかた(アナログ営業からデジタルマーケティングへ変革する)/上島千鶴

    タイトル:営業を変えるマーケティング組織のつくりかた(アナログ営業からデジタルマーケティングへ変革する)
    初版:2021年4月9日
    発行:株式会社技術評論社
    著者:上島千鶴[かみしまちずる]

    対面営業のKKD(勘・経験・度胸)神話が崩壊する中、デジタル時代に対応する仕組みを作るには?

    本著の帯より

     KKD神話が崩壊する。とあるけれど、すでに崩壊して久しい様な気がする。それでも、大手200事業体を超えるマーケティング戦略プロジェクトを指南してきた(と帯に書いてある)著者がこの様に書いているのは、まだまだ大手企業ですらKKDの経営トップが多いと言うことがわかる。本著の至る所にも「昭和型」の文字が見られる。

     そして、役員会でマーケティング戦略について説明を求められた時の注意点については「専門的なマーケティング横文字を使わない。(P142)」とのこと。さらに「マーケティングという言葉の意味を知らない、理解していない方に対して“マーケティグとは何か”を説明するのは、時間の無駄です。(P142)」ともある。

  • 読後感

    Q&A いまさら聞けないテレワークの常識:武田かおり 、中島康之

    タイトル:Q&A いまさら聞けないテレワークの常識
    初版:2020年10月15日
    発行:株式会社日経PB
    著者:武田かおり [たけだかおり]、中島康之[なかじまやすゆき]

    「在宅で生産性を高く保つためには」といった大きな課題に始まり、 
    「労務管理をどうするか」「人事評価を適切に行うためには」
    「部署による不平等をどうするか」「手当などが必要か」「サボる社員、連絡の取れなくなる社員をどうするか」
    「情報漏洩などのリスクを避けるためには」「新人研修をどうするか」といった所まで、 
    企業にとってまだまだ課題は多く残され、現場の管理職や、労務担当を悩ませている。
    本書では、10年以上も企業のテレワーク相談を受ける2人の社労士が、
    法律に基づく適切な制度策定の方法を示すとともに、         
    現場から寄せられる悩みや、各社の失敗事例・成功事例をもとに、実践的な知識を授ける。

    hontoより引用(https://honto.jp/netstore/pd-book_30505275.html)

     なんとなーく、テレワークと言っても、自宅に仕事を持って帰って、会社から貸与されたPCで会社にいるときと同じ様に仕事をこなすこと。と捉えて実行していたテレワーク。

  • 読後感

    旅する練習:乗代雄介

    タイトル:旅する練習
    初版:2021年1月12日
    発行:株式会社講談社
    著者:乗代雄介 [のりしろゆうすけ]

    サッカー少女と小説家の叔父のロード・ノベル
    中学入学を控えた少女・亜美と叔父の「私」は、コロナ禍の春休み、千葉の我孫子から茨城の鹿嶋まで川沿いを歩いて向かうことに。文学、サッカー、鳥や自然などさまざまなモチーフが旅に交錯していく。自分の大切なものを見直したくなる一冊。

    VISA 情報誌 2021年4月号より

     ロード・ノベルって言う分類があることを初めて知る。

     タイトルは「旅する練習」とあるが、主人公のサッカー好き少女(亜美・小六)と小説家である(私)叔父との「練習の旅」の物語。

     旅の途中、途中で、叔父は風景を描写し、少女はリフティングやドリブルなどの練習をしながら(体力アップも?)の旅。2020年3月、近代において未曾有の新型コロナウイルスの蔓延の兆しが見え始めたころ。しかし、まだどこかで「まぁ数ヶ月もしたら治るだろう」と言う感覚が社会に残っていた頃を舞台にした小説。(実際には1年後の2021年3月時点ですら収束が見えていない)。

  • 読後感

    アクティベーター:冲方丁

    タイトル:アクティベーター
    初版:2021年1月30日
    発行:株式会社集英社
    著者:冲方丁[うぶかたとう]

     「中国人女性パイロットが亡命を希望」。日本領空を侵犯し、羽田空港に着陸した中国の爆撃機。
      なんとそこには核兵器が搭載されていた! 混乱する政府に追い打ちを掛けるように、中国の工作員やロシアの暗殺者も登場、状況は複雑化する。核が爆発すれば人類史上最大の犠牲者が……。
     実際の国際情勢も加味したリアルな設定で、グイグイと引き込まれる。

    VISA 2021年4月号より

    VISA 2021年4月号のシネマ&ブックスシリーズで紹介。読む系統の本が偏らないために毎号(毎月)VISAで紹介されている本を読む様にしている。

     あらすじは引用の通り。

     物語は、同時進行で起こる、真条太一と鶴来誉士郎の二人を中心としたシーンが交互に描写されることで進む。

  • 日本酒

    日本酒 2021年

    20210313:<あさ開 新酒 純米吟醸>1,000円だった。あまりの安さに2本まとめてかったけれど、3本くらい買っておけばよかったと思うくらい。

    20210210:以前の職場の元上長が、「一昨年に酒蔵に行った蔵元の銘柄で、近くで見つけたので。」ということで、贈って来てくれた。良い酒だった。

    20210202:2月2日の節分は124年ぶり。2月3日でない節分は37年ぶり(1984年は、2月4日だった)。

    20210122:まだ2021年が始まって3週間しかたっていないが、月・木の休肝日は守れている。これまで四半世紀以上、風邪をひいても酒を飲んでいた身としてはいつまで我慢できるか。

    20210108:コロナ禍で運動も少ないので、日本酒は控えめにしていたのに、年末年始に再び飲酒癖が鎌首をもたげてきた様だ。少し反省。

  • 読後感

    「すぐやる人」と「やれない人」の習慣 高校時代の偏差値30台の勉強嫌いが自分を変えてケンブリッジに入学、活躍できた理由:塚本亮

    タイトル:「すぐやる人」と「やれない人」の習慣
    初版:2017年1月21日(第186刷:2018年11月15日)
    発行:有限会社明日香出版社
    著者:塚本亮[つかもとりょう]

     自分で言うのもなんだが、「すぐやる人」なので、本著に書かれていることの多くは特に何の違和感もなく、受け入れられたし、すでに実行していることも多い。(例:早寝早起き、週末もリズムを繰り返さない。失敗を恐れない。期限を自ら決めるなどなど)。

     この本を見た瞬間に購入した理由はむしろ、「すぐやれない人」について知りたかったから。

     ダラダラと案件(仕事)を放ったらかしにする多くの人は、「忙しい」や「できない」「難しい」などの言い訳を並び立てるのが得意である。そういう、「すぐやれない人」の心理やその言動の理由などを知りたくて手に取った一冊。

  • 読後感

    ゼロ秒思考/頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング:赤羽雄二

    タイトル:ゼロ秒思考
    初版:2013年12月19日(第22版:2020年12月10日)
    発行:株式会社ダイヤモンド社
    著者:赤羽雄二[あかばねゆうじ]

     

    何が言いたいかと言えば、人間にはもともと素晴らしい判断力、思考力とそれに基づく行動力があるが、のんびりしていてもなんとかなるという甘やかされた環境、出る杭は打たれがちなムラ社会、周囲との摩擦を起こさない行動様式、慎重に考えるよう釘を刺してきた先輩たち、詰め込み式の学校教育、あるいは行儀よさを要求した保守的な親の躾、等々の複合的な影響でせっかくの能力に蓋をし、退化させているではないかということだ。

    P52

     上記引用の通り、著者曰く「人間(誰でも)はもともと素晴らしい判断力を持っている。(P52)」と仮説を立てている。

     その「能力」を押さえつけている「蓋」を取ってしまう方法について述べられたのが本著。

  • 読後感

    新コーチングが人を活かす/気持ちと能力を高める最新コミュニケーション技術:鈴木義幸

    タイトル:新コーチングが人を活かす
    初版:2020年6月30日(第5版:2020年9月25日)
    発行:株式会社ディスカバー・トゥエンティワン
    著者:鈴木義幸[すずきよしゆき]

     まず最初に、タイトルの頭に「新」とついているのが、20年前の2020年に上梓された『コーチングが人を活かす』の改訂版とのこと。社会情勢の変化が著しい現代において、やはりこの手の知識はどんどんアップデートしていく必要があると思う。当然、変わらない部分もあるだろうけれど。

     主に、部下指導やチーム指導の手法・技術について考え方や手法に言及した内容。

  • 日常・日記

    販売士2級、無事合格(正答率89.6%)

     2月17日(水)に受験した販売士の合格発表があったので、Webページにて確認。(本当は昨日だったけれど、完全に忘れていた)

     70%以上の正答率で合格なので、余裕と言えば余裕だけれど、あと2点(1問)あれば、正答率が90%だっただけに悔しいと言えば、悔しい。

     あと、小売の経験はないけれど、ストアオペレーションは満点(100点)だった。過去問などでは、点数を稼いでいた販売・経営管理が82点と振るわなかった。

     ただ、ちょっと簡単すぎたかな?(結果論だけど)

  • 読後感

    顧客をつかんで離さないD2Cの教科書:角間実

    タイトル:顧客を掴んで離さないD2Cの教科書
    初版:2021年3月6日
    発行:フォレスト出版株式会社
    著者:角間実[かくまみのる]

     全5章から構成されているが、ページ数で換算して60%以上が第1章の4社へのインタビュー。全体を通して、小難しくは書いていないので、読みやすい。文字も大きく、行間もとってあるので老眼にも優しい。

     ただ、その分、ボリューム感に少し欠ける。“D2Cの教科書”と銘打っているので入門書なところで、あまりギチギチに詰め込まなかったのかも知れない。

  • 読後感

    リテール・デジタルトランスフォーメーション D2C戦略が小売を変革する:三嶋憲一郎

    タイトル:リテール・デジタルトランスフォーメーション D2C戦略が小売を変革する
    初版:2021年1月21日
    発行:株式会社インプレス
    著者:三嶋憲一郎[みしまけんいちろう]

     著者は、オーダーメイドのビジネウウェアをD2Cで販売する株式会社FABRIC TOKYO(以下、FABRIC TOKYO)のCOO兼CFO。そのため、一般的なD2Cについても触れられてはいるが、FABRIC TOKYOで実際の例や取り組みについてが中心となっている。

  • 読後感

    ゼロから学べる!ファシリテーション超技術:ファシリは最強のビジネススキル!:園部浩司

    タイトル:ゼロから学べる!ファシリテーション超技術
    初版:2020年10月5日
    発行:株式会社かんき出版
    著者:園部浩司[そのべこうじ]

     本の帯に「今日から使える!上手な話術もリーダーシップもいらない!6600人受けた超人気講座が本になりました!」と記載されている通り、今日から使えるレベルで平易な具体例が多く提示されている。

     「リーダーシップもいらない。」はちょっと誇張かな?。しかし、ファシリテーターに必要な部分のリーダーシップについてはしっかりと述べられているから大丈夫。

  • 読後感

    女性たちが見ている10年後の消費社会:市場の8割を左右する「女性視点マーケティング」:日野佳恵子

    タイトル:女性たちが見ている10年後の消費社会
    初版:2021年2月11日
    発行:同文舘出版株式会社
    著者:日野佳恵子[ひのかえこ]

    https://honto.jp/netstore/pd-book_30656840.html

     単純に男女比である1:1で購買行動が決定されるのではなく、これまでも女性が購買行動を左右してきた。さらに、これから社会情勢の変化に伴い、よりいっそう女性の影響が強くなるため、(これまで皆無であった)女性視点のマーケティングの重要性と具体例、対処の仕方などについて書かれている。

     (私自身の狭い世間でしかないが)例えば、男性用スーツを購入するにしても、よく女性と一緒に買い物に来て、女性の意見を聞きながら購入を進めている夫婦(あるいは恋人同士?)を見かけたりする。翻って、女性服専門店内でそういう光景は少ないと思う。場合によっては、買い物において男性はお店の外で暇そうにスマホをいじりながら、嫁さん(あるいは彼女)の買い物が終わるのを待っている光景もよく見かける。
     他にも、外で食事をする場合のお店選びなども、女性が決めている方が多い様な気がする。あくまでも私と私の周りの人たちの意見なので、世間全般がそうだとは言い切らないが。

  • 読後感

    ドラッグストア拡大史:日野眞克[ひのまさかつ]:なぜDg.Sは一人勝ちできたのか!?

    タイトル:ドラッグストア拡大史
    初版:2021年2月15日
    発行:株式会社イーストプレス
    著者:日野眞克[ひのまさかつ]

    https://honto.jp/netstore/pd-book_30704447.html

     著者は、月間MD(月間マーチャンダイジング)主幹。1990年代からのドラッグストア(以下、Dg.S)の拡大(発展)史を時系列にまとめられている。

      一般的に引用されるダーウィンの進化論にみられる、強いものが勝ち残ったわけではなく、変化に対応できたDg.S企業の拡大の歴史が分析・解説されている。もちろん、その過程で衰退していった企業もある。

  • 読後感

    リーダーの仮面(「いちプレーヤー」から「マネージャー」に頭を切り替える思考法):安藤広大[あんどうこうだい]

    タイトル:リーダーの仮面(「いちプレーヤー」から「マネージャー」に頭を切り替える思考法)
    初版:2020年11月24日
    発行:ダイヤモンド社
    著者:安藤広大[あんどうこうだい]

    https://honto.jp/netstore/pd-book_30492046.html

     著者の提言する「識学」には何ら異論なく、どちらかと言うと、私自身が目指すところ、実践して来たところ、そうしたいところである。

     文体も読みやすく、全体を通して読み応えあり。全編を通して違和感もなく、2、3時間ほどで読み終えてしまった。

     本著中で、著者自身が、ちょっとドライな人間関係の提言などに対して「非難・批判もあるが」と記載しているが、全くもってその様なことは感じることはなかった。