読後感

湯けむり食事処 ヒソップ亭

タイトル:湯けむり食事処 ヒソップ亭
発売日:2022/05/13
出版社: 講談社
著者:秋川 滝美

 平積みされていて、「湯けむり食事処 ヒソップ亭2」も並べられていた。続編が出ると言うことは面白い? と言うことで、1&2巻をまとめ買いしてみた。

 結論を先に書くと、1巻の第2話(各短編)を読み終え、第3話の冒頭で挫折した。
 主人公(だと思う:食事処の料理人)がまさに厨二病的だった。周りの(2話しか読み終えていないけれど)登場人物もそんな感じ。主人公やその周りの登場人物の設定としても、いい年したおっさんなんだけれど、「その年齢で、その考えやその発言はないわぁ。」ってちょっと引いてしまう(笑)
 内容としても、「常連客と食事処のスタッフとの起承転結のない話しがダラダラと続く」感じがして、いまいち話に入り込めない。
 料理の描写は細かいので、そこを楽しむ本なのかも知れない。しかし、私自身が、旨い酒さえあれば純粋に塩だけが少しあればいい方という左党。焙ったイカ(舟唄)すら不要。なので、良さがわからず挫折してしまったのかも知れない。

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