読後感

だいたい四国八十八ケ所/宮田珠己

タイトル:だいたい四国八十八ケ所
発売日:2014/01/15
出版社: 集英社
著者:宮田珠己

 表題に「だいたい」とあるので、軽くすっ飛ばしながらの八十八ケ所巡りかと思ったら、全行程ガチの徒歩巡りだった。そして、ゆるーい感じかと思ったら、色々と縛りプレイ(*1)

 まぁ、そんなことはどうでもいい。期待していたのは、その過程の面白おかしいエピソードなのだから。
 これに関しては、さすがに宮田珠己氏。いろんな出会いもありながら、出会った人々とのエピソードも格別。こういう旅を真似したくなる。実際には真似をしてこんな過酷な旅をする勇気もないけれど。だからこそ、いろいろなエピソードが面白い。
 ただ、ガチすぎてちょっと読み疲れる感もあったのは確か。

 

(*1)縛りプレイ:守らなくても大丈夫なルールを自ら設定し、通常であれば簡易に達成できる条件を、過酷な状態に追い込むこと。特にゲームなどで用いられる。

 

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