読後感

冒険者たち-ガンバと十五匹の仲間(斎藤 惇夫)

 たしか小学生時代に小遣い(50円/DAY)を貯めて買った本。
 今では買った本は邪魔になので片っ端から捨てるが、いまだに380円のこの本は手元にある。
 再読備忘録。

・マンプクに誘われて船乗りネズミ(および港ネズミ)の年に一度のお祭りに参加するために海に向かう。
・無事、紛れ込む。
・忠太が助けを求めにくる。(VSイタチのノロイ)
・ガンバと忠太で船に乗り込む。(誰もついてきてくれない。)
・と、思いきゃ、ヨイショやガクシャ、イダテン、イカサマなど13匹が船に乗り込んでいた。総勢15匹の仲間で忠太の家族の居てる島に渡る船に乗り込む

・上陸。馬車を見つけて移動するも、馬が途中で暴走(下り坂)し、浜辺に投げ出される。
・海岸沿いを山(忠太の家族の隠れ家の方)へ向かって進駐。
・夜になり、ガンバたちをイタチと勘違いしたツブリ(オオミズナギドリ)たちにつかまる。(ツブリたちもイタチに家族を殺されている)
・ガンバが「イタチやろう!」とツブリたちに叫ぶことで勘違いがとける。
・そこからオイボレのおかげで高倉に隠れている仲間たちを見つける。
・しかし、高倉から出ようとしない仲間たちにはめられるがうまく脱出。
・山の洞穴にはイタチの毛が落ちていて、もぬけの殻。
・帰ろうとあきらめていたら、忠太の姉「潮路」が穴に戻ってくる。
・さらに山の奥へ逃げたらしい。
・そこへ高倉の仲間たちが来る(高倉に隠れていたことがイタチに蜜方)。来る途中に16匹が知らぬ間にイタチにやられている。
・全員で海の中の岩山に隠れる。(その向こうに離れ小島)
・一夜目:イタチのノロイが食べ物などを持ってきて、「休戦」を申し出る(もちろん、罠)。
・二夜目:催眠術のような歌で、ネズミたちを岩山おびき出そうとする。シジンとバス、テノールによって危機を脱する。
・三夜目:今度は催眠術の踊りで同じようにおびき出そうとすると、場レットと忠太の親父、潮路によって打ち破る。
・四日目:ノロイ一人でやってきて(実際には多くのイタチが隠れている)、宴の用意をした良い、食料でおびき出そうとする。
・オイボレ(トキ)が命を賭して、罠だということを示す。
・ガンバとイダテンがツブリに助けを求めに行く。
・最後の戦い:入り口での攻防。しかしネズミ不利。ボーボ死す。
・大潮の海面が下がった隙をみて、小島への脱出を図るも、イタチに見つかり、絶体絶命(潮路、致命傷を負う)。
・ガンバとイダテンがツブリたちの背中に乗り助けにくる。
・勝負は一瞬。海の上ではオオミズナギドリにかなわず、海に浮かぶイタチたちのむくろ。
・島に戻る。潮路が息をひきとる。
・ガンバ、冒険者になる。

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